赤富士陶板

富士山は日本を代表する山。
古くから三大霊山として富士山、そして立山、我が郷土の白山が信仰とその修行の対象として崇められてきました。

通常は青っぽく見える富士山ですが、晩夏から初秋にかけての朝早くに、雲や霧と朝陽との関係から富士山が赤く染まって見えることがあります。
その自然の織り成す不思議な美しさに神秘性と希少性を感じ取り縁起の良い赤富士といわれるようになったのでしょうか。

もう少し具体的に揚げてみましょう。

赤富士陶板 原画いづみ椿魚 制作川田美術陶板

富士山は縁起がいいといわれる4つの理由
末広がりの八の字の形
初夢に現われる縁起物と語呂合わせ
神様が宿る霊峰
めったに見られない絶景

末広がりの八の字

富士山は、山頂から麓にかけて悠々と安定性の良い「八」の字を描くように裾野まで伸びています。
「八」は「末広がり」と言い、縁起の良い数字として昔から伝わっています。
「八」の形が、上の現在の方向から、下の末を意味する未来や将来の方向へ広がり、これが永久的に発展、繁栄、繁盛の象徴、
子孫繁栄や商売繁盛といった明るい未来を予感させる縁起物とされるようになりました。一富士二鷹三茄子はどうして縁起がいいの?

初夢に現われる縁起物と語呂合わせ

初夢は夢占いが由来とされています。
新年を迎えて最初に見た夢が良い内容だったらその年は良い一年になる、と考えられていたようです。
「初夢で見ると縁起が良いとされる「一富士、二鷹、三茄子いちふじ、にたか、さんなすび」。

一富士は勿論富士山
夢占いでは美しい山の夢を見ると運気が上がっていくといわれていて、高く美しい富士山は立身出世を象徴するとされています。
また、山は縁起の良い末広がりの形をしていることもあり、富士山の夢を見たら繁栄の年の意味もあるようです。
富士は「不死」「無事」に通じることから、健康長寿・無病息災・家内安全などを願う縁起物とされました。
二鷹(にたか)
鷹は鋭い爪を使って狙った獲物を捕まえることから、チャンスをつかめるとの意味があります。
「鷹=高い」とかけて、高い目標を実現したり、可能性が高まったりするともいわれています。
大空を自由にはばたくことで、自由な行動力などの意味もあるようです。
また鷹は「貴」で高貴さを表すともいわれています。
三茄子(さんなすび)
茄子は「茄子=成す」とかけて物事を成すとの意味があり、子孫繁栄や蓄財なども意味しています。

神様が宿る霊峰

日本には古代から、物や自然に神様が宿るという信仰があります。
標高の高い山は「霊峰」として信仰の対象になっているものも多く、日本一の高さと美しさを誇る富士山は文字通り頂点です。
富士山の本宮の浅間大社には『木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)』が祀られています。
コノハナサクヤヒメは、神話に描かれたストーリーから、幅広いご利益・ご神徳がある神様として
富士山本宮浅間大社の他にも日本全国の神社に祀られています。
火難除け、安産・子授けのほか、農業、漁業、織物業、酒造業、海上安全・航海安全などに関する御祭神であり、
参拝のために訪れる人も少なくありません。

めったに見られない絶景

富士山は見る方角・季節・気象条件によって姿が千変万化する絶景の山でもあります。
その中でも、特定の条件がそろわないと見られない「〇〇富士」は縁起物として重宝されています。
その希少性からその画像や写真が高値で取引されることもあります。

赤富士

出典 efujisan.com

「赤富士」は夏の朝、山の地肌が日光で暗褐色に色づいた状態とされていて、葛飾北斎がさまざまな構図で富士山を描いた『富嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)』の中でも、赤富士を描いた「凱風快晴」は傑作として広く知られています。

通常は青碧蒼藍と青い富士山が、晩夏から初秋にかけての朝早くに、雲や霧と朝日との織り成す綾から富士山が赤く染まって見えることがあります。
朝日に照らされて赤く染まって見える状態を「赤富士(あかふじ)」といいます。

 

山頂に雪がない夏から秋にかけて、空気の澄んだ晴天の早朝という限られた条件でしか見られないという珍しくも有りがたい山姿です。
「赤」は古くから厄除けの力がある縁起のいい色として重宝されており、「青富士」よりも、縁起物として用いられており、
そんな赤富士には、厄除け・商売繁盛・願望成就・悪縁が切れるなどの効果があるといわれています。
さらに、「陣痛中の妊婦さんに富士山の絵を赤いペンで描いてもらった人が子宝に恵まれる」という言い伝えもあるようです。
子供さんを望む方にとっては、いつの時代にも切実な願いですよね。

 

紅富士


Photo by Go Uryu (Scenery.Photo)
風景写真撮影:瓜生剛 (Scenery.Photo)
風景写真:Scenery.Photo

一方で、「紅富士」は真冬の朝夕、雪が積もった白い斜面が光で照らされ、鮮やかな紅色に染まった状態のことをさすということです。
清新な山姿が有りがたい気持ちにさせてくれます。

逆さ富士
湖などの水面に、上下反転した富士山がくっきりと映り込む現象を「逆さ富士(さかさふじ)」といいます。
きれいな逆さ富士が見られるのは、よく晴れていて風がなく、水面に波が立っていないとき。
限られた条件でしか見られないことから、開運のシンボルとされています。
シャッターチャンスを逃せられませんね。

ダイヤモンド富士

「ダイヤモンド富士」とは、富士山頂に太陽が重なる瞬間、ダイヤモンドのように輝く現象のことです。
富士山頂に太陽が重なるのは日の出と日没時になりますが、山中湖で見られるダイヤモンド富士は日没時。
秋から冬にかけて約4ヶ月半程の期間、山頂に雲がかかってないときに観測することができます。

美しい富士山の上で煌々と太陽が輝く光景は、まさに絶景です。
ダイヤモンド富士の写真をスマホの待ち受け画像に設定すると、金運がアップするといわれています。
そんな気持ちになるのも無理もないですね。
ちなみに、ダイヤモンド富士が水面に映って逆さ富士になったものを「ダブルダイヤモンド富士」、
太陽ではなく月が山頂にかかったものを「パール富士」と呼ぶそうです。

 

赤い富士山を陶板という高温で焼いた素材で表現しました。
土と釉薬と特殊な凸型製法でとても印象深い焼き上がりになっています。
是非1枚1枚ご覧ください。
陶板画の赤富士です。

2 満開桜
2 満開桜 15000+税

3雪陽炎昇る 15000+税

6めでたい松竹梅 15000+税

7松に桜吹雪 15000+税

8八重椿に白桜 15000+税

4梅松牡丹 15000+税

9梅と舞い桜 15000+税
桜 ¥14,095+税下
桜満開 15000+税
赤富士
松竹梅
28750+税

錦秋その1
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雲海
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湖 28750+税

錦秋その2  28750+税

初夏 28750+税
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白雲海 28750+税
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桜舞う 16500+税
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花 16500+税
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陽炎雪昇る 16500+税
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松に桜
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桜舞う 16500+税
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松  16500+税
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梅と桜¥28750+税
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桜満開 28750+税
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