名画と著作権、公共領域の作品、パブリックドメインについて

お客様から名画を弊社の写真陶板(フォトセラミックス)またはシルクスクリン印刷で陶板制作のご依頼を頂く事があります。

その際に、著作権の点で製作が可能かどうかが問題となります。
有名なアニメキャラやレコードジャケットのイラストや名画を陶板にして欲しいといったご要望が過去にありました。
そんな場合は、製作ご依頼主様にて許諾を得られた場合のみに制作させて頂いております。
あくまでも使用許可が明確な場合にのみ制作させて頂いております。

しかし、どんなことを手掛かりに調べたらよいかを生成AI CHAT GPT3.5で検証してみました。

問1
日本において絵画の複製品を作成して販売する場合に、著作権に触れて販売できないのはどんな場合ですか。

回答1

日本において絵画の複製品を作成して販売する際に、著作権に触れて販売できない場合は以下のようなケースが考えられます。

  1. 著作権期間内の作品: 著作権の保護期間中にある作品は、著作権者の許可なく複製して販売することはできません。著作権期間は作者の死後50年間(一部の場合は30年間)です。
  2. 著作権者の許可を得ていない場合: 著作権者が複製品の制作および販売に対して許可を与えていない場合、その作品の複製品を販売することは違法です。
  3. 著作権を侵害する変更を加えた場合: オリジナルの作品を変更して複製品を作成する際、それによって元の作品の著作権を侵害する可能性がある場合は、販売が制限される可能性があります。
  4. 著名な建物やアート作品の撮影: 著名な建物やアート作品が公共の場で撮影された写真や映像を使用して複製品を作成する場合、著作権やプライバシー権に関する制約があるかもしれません。
  5. 商標の問題: 作品やアーティストの名前、商標が複製品に関連する場合、商標権の侵害につながる可能性があるため、注意が必要です。
  6. 公共領域の作品であることの確認: 著作権の保護期間が終了し、公共領域にある作品であっても、その複製品が実際に公共領域の作品であることを確認する必要があります。

 

問2 上記の1.著作権期間内の作品: 著作権の保護期間中にある作品は、著作権者の許可なく複製して販売することはできません。著作権期間は作者の死後50年間(一部の場合は30年間)です。

の根拠法は何ですか

回答2

日本の著作権法は著作権に関する規定を含んでおり、著作権の保護期間や著作権の制限に関する情報が記載されています。著作権に関する根拠法は、「著作権法」(著作権法第1条から第112条まで)です。以下に、具体的な根拠法を示します。

著作権法における主な根拠条文:

  1. 著作権の発生: 著作権法第2条では、創作性の要件を満たす作品が著作権の対象となることを規定しています。
  2. 著作者の権利: 著作権法第17条から第88条にかけて、著作者の権利が詳細に規定されています。これには複製権(複製・複写権)、頒布権(販売・頒布権)、二次的著作物の作成権などが含まれます。
  3. 著作権の保護期間: 著作権法第51条から第54条にかけて、著作権の保護期間が規定されています。死後50年間が一般的な保護期間で、特定の場合には死後30年間となることもあります(例:写真の著作権)。
  4. 公表後50年の公共領域化: 著作権法第57条では、公表された作品が作者の死後50年間で公共領域に入ることが規定されています。

これらの条文に基づいて、作者の死後50年間は著作権保護期間であり、その間は著作権者の許可なく複製して販売することは法的に制限されます。ただし、著作権法には例外や制限も存在するため、具体的な状況に合わせて法的アドバイスを得ることが大切です。

問3
作者が死後100年経過後の名画を複製して販売することは出来ますか。
回答3

一般的に、作者が死後100年以上経過した作品は著作権の保護期間を超えており、公共領域になる可能性が高いです。公共領域の作品は著作権の制約から解放されているため、その作品を複製して販売することが可能な場合があります。

ただし、公共領域の作品であることを確認する必要があります。一般的には、作者の死後50年以上経過している場合に著作権が切れる国も多いですが、国によって著作権法の保護期間が異なるため、具体的な国における著作権法を確認することが重要です。

また、公共領域の作品であっても、その複製物に関する商標やプライバシー権などの法的な制約に注意する必要があります。作品自体は著作権の対象外であるかもしれませんが、複製品に付随する要素によっては法的な問題が発生する可能性があります。

総合的に言えば、作者が死後100年経過した名画を複製して販売することは、一般的には著作権の制約から解放されている可能性が高いですが、国や法的な制約、その他の要因によって異なる場合がありますので、具体的なケースにおいては法律専門家に相談することが推奨されます。

 

問4
デューラー、コローの絵画は日本において複製、販売できますか。

回答4

アルブレヒト・デューラーやジャン=バティスト・コローといった歴史的な画家の作品は、一般的には著作権の保護期間を超えており、公共領域にある可能性が高いです。ただし、具体的な作品や国の著作権法の規定によって異なる場合があります。以下に、一般的な考え方を示しますが、正確な情報を得るためには最新の著作権法を確認することが重要です。

  1. アルブレヒト・デューラー: アルブレヒト・デューラーの作品は500年以上前に制作されたものも多く、通常は著作権の保護期間を超えて公共領域になっていると考えられます。したがって、彼の作品を複製して販売することは法的に許可される可能性が高いですが、具体的な作品ごとに状況が異なるため、注意が必要です。
  2. ジャン=バティスト・コロー: ジャン=バティスト・コローの作品も一般的には著作権の保護期間を超えている可能性があります。コローの作品は18世紀に制作されたものも多く、著作権期間は既に終了しているでしょう。ただし、具体的な作品によっては例外的な場合もありますので、個別の作品ごとに著作権のステータスを確認することが大切です。

結論として、歴史的な画家の作品が著作権の保護期間を超えている場合、それらの作品を複製して販売することは通常は法的に許可される可能性が高いです。ただし、国や具体的な作品によって状況が異なることがありますので、確実な情報を得るためには専門家の助言を求めることをお勧めします。

問5
具体的な作品や国の著作権法の規定によって死後50年以上経過した作者の絵画を複製販売できない例にはどんなものがありますか。
回答5

死後50年以上経過した作者の絵画を複製して販売できない例には、以下のような状況が考えられます。ただし、具体的な国や著作権法の規定によって異なるため、詳細な情報を確認することが重要です。

  1. 作品の複製権の譲渡が制限されている場合: 一部の著作権法では、著作権者が著作権の一部権利(例:複製権)を他者に譲渡する際に制限を設けることができます。その結果、複製権を譲渡した場合にも、特定の制約が適用される可能性があります。このような場合、複製権を持つ者以外が作品の複製を販売することは違法となるかもしれません。
  2. 家族や継承者の権利: 一部の国では、著作権者の家族や継承者に対して一定の権利が与えられていることがあります。これにより、死後50年以上経過している作品でも、著作権者の家族や継承者が複製権を持っており、その許可なしに複製販売を行うことは制限されるかもしれません。
  3. 著名な作品の商標: 作品そのものが著名な商標として登録されている場合、その商標の保護期間内に、商標権者の許可なく複製販売を行うことは制限される可能性があります。
  4. 作品の特定利用の制約: 一部の作品は、特定の利用に関して制約が設けられている場合があります。例えば、宗教的なテーマ性を持つ作品や、政治的な意図を持つ作品は、複製販売の際に制約があるかもしれません。
  5. 展示品や収蔵品の場合: 美術館やコレクションが所蔵している作品は、その展示品としての特性から複製販売に対して制約があることがあります。

これらの例は、複製販売に関する制約の一部を示していますが、国や著作権法の規定、具体的な作品によって異なる可能性があります。著作権に関する法的アドバイスを得るためには、専門家の意見を求めることが重要です。

 

問6
コローの種をまく人は複製販売できますか

ジャン=バティスト・コローの絵画「種をまく人」は、公式には1850年に制作された作品です。通常、作者が死後50年以上経過した場合、その作品は著作権の保護期間を超えて公共領域になる可能性が高いです。したがって、ジャン=バティスト・コローの「種をまく人」が公共領域にあると仮定すれば、その作品を複製して販売することは法的に許可される可能性が高いです。

ただし、作品が公共領域にあることを確認する際には、国や地域の著作権法を確認することが重要です。また、作品に関連する商標やその他の法的制約が存在するかどうかも注意が必要です。法的なアドバイスを得るためには、著作権や法律に詳しい専門家に相談することをおすすめします。

 

問7
ゴッホのヒマワリの複製画を制作販売することは出来ますか
回答7

ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの絵画「ヒマワリ」は、1888年に制作された作品です。作者のヴァン・ゴッホは1890年に亡くなっており、そのため死後50年以上経過しています。一般的には、死後50年以上経過した作品は著作権の保護期間を超えており、公共領域にある可能性が高いです。

したがって、ヴァン・ゴッホの「ヒマワリ」が公共領域にあると仮定すれば、その作品を複製して制作販売することは法的に許可される可能性が高いです。

ただし、具体的な国や地域の著作権法、作品に関連する商標やその他の法的制約について確認することが重要です。特に、他の人が作品の複製を制作しているかどうか、あるいは商業利用に関する規定が存在する場合には注意が必要です。法的なアドバイスを得るためには、著作権や法律に詳しい専門家に相談することをおすすめします。

 

問8

日本ではどうですか
回答8

日本の著作権法では、一般的には作者の死後50年以上経過した作品は著作権の保護期間を超えており、公共領域にあるとされています。そのため、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの絵画「ヒマワリ」が公共領域にある場合、日本においてもその作品を複製して制作販売することは法的に許可される可能性が高いです。

ただし、日本の著作権法においても一部の例外や規定がありますので、具体的な作品や状況によって異なる可能性があります。また、作品に関連する商標やその他の法的制約にも注意が必要です。

最終的な判断をする際には、著作権や法律に詳しい専門家に相談することが重要です。特に商業的な活動に関わる場合、法的リスクを最小限に抑えるために専門家の意見を得ることをおすすめします。

 

問9
インターネットで調べる方法はありませんか
回答9

インターネットで特定の作品の著作権情報を調べる際には、以下の方法を試してみることができます。ただし、情報の正確性を確認するために複数の信頼性のある情報源を参照することが重要です。

  1. 著作権の保護期間の確認: インターネット上でヴィンセント・ヴァン・ゴッホの「ヒマワリ」の著作権の保護期間に関する情報を検索してみてください。多くの場合、作者の死後50年以上経過している作品は公共領域にあるとされています。
  2. 公式ウェブサイトや美術館の情報: 有名な作品の場合、美術館やギャラリーの公式ウェブサイトでその作品に関する情報を確認できることがあります。こうした情報源は信頼性が高いです。
  3. 著名な著作権情報データベースの利用: 一部の著作権情報データベースでは、特定の作品の著作権ステータスを確認できることがあります。例えば、日本の場合、著作権情報センターが公式な情報源となることがあります。
  4. 専門家への相談: 著作権に関する専門家や法律家に相談することで、具体的な作品に関する法的な情報を得ることができます。

注意点として、インターネット上の情報は正確でない場合があるため、信頼性のある情報源を選ぶことが重要です。特に商業的な利用に関わる場合、法的リスクを避けるために専門家の意見を得ることがおすすめです。

 

問10
美術館が提供する絵画の画像データを無料でダウンロードできる場合は公共領域にあると判断してよろしいですか。
回答10

一般的に、美術館が提供する絵画の画像データを無料でダウンロードできる場合、それは公共領域にある作品や著作権が切れた作品である可能性が高いですが、必ずしも全ての場合がそうとは限りません。

美術館が著作権の切れた作品や公共領域の作品を提供することは一般的ですが、時には例外的なケースや商業利用に関する制限があることもあります。美術館が提供する画像データに関する利用規約や著作権情報をよく確認し、どのような利用が許可されているかを確認することが大切です。

また、美術館が提供する画像データが公共領域にあるかどうかを確認するために、作品の制作年や作者の情報、国の著作権法などを調べることも重要です。

最終的な判断をする際には、美術館のウェブサイト上の情報や利用規約を確認し、必要に応じて法的なアドバイスを得ることをおすすめします。

 

問11
パブリックドメインで無料!世界の名画600万枚をダウンロードできる美術館サイトで調べるのは薦められますか
回答11

一般的に、美術館が提供するパブリックドメインの作品を無料でダウンロードすることは、学習や非商業的な目的において非常に有益です。これによって、多くの人が美術作品を鑑賞し、学び、共有することができます。

ただし、以下の点に留意することが重要です。

  1. 利用規約の確認: 美術館のウェブサイトで提供されている作品には利用規約があることがあります。これには、どのような利用が許可されているかや制限が記載されている場合があります。これを確認して、ダウンロードした画像データの利用範囲を理解しておくことが重要です。
  2. 商業利用に関する制限: 一部の美術館は、パブリックドメインの作品であっても商業利用に関して制限を設けていることがあります。作品のダウンロードや使用に際して、商業利用に関するポリシーや規約を確認しましょう。
  3. 著作権情報の確認: 美術館の提供する作品が本当にパブリックドメインにあるかどうかを確認するために、作品の制作年や作者の情報を調査することが重要です。特に、歴史的な作品の場合、正確な情報を得ることが大切です。

一般的に、美術館が提供するパブリックドメインの作品をダウンロードして鑑賞や学習に活用することは薦められます。ただし、商業利用や他人の著作権を尊重するためにも、利用規約や著作権情報に注意を払うことが大切です。


といった質問と回答内容でした。

生成AIの回答はもっともらしい文章になっておりますが、誤りも多いです。
例えばゴッホのヒマワリも現在11点のヒマワリが存在しているらしいです。したがって1888年に制作されたと限定できるものではありません。
作品一点毎に具体的に確認の必要があります。

下記はパブリックドメインで画像データを無料でダウンロードする際に参考になるサイトです。

パブリックドメインで無料!世界の名画600万枚をダウンロードできる美術館サイト21個まとめ【2024年版】
世界の名画を無料ダウンロードできる美術館サイトをまとめてご紹介します。著作権の消滅したパブリックドメインの作品が中心なので、クレジット表記なしで無料ダウンロード、二次創作での利用が可能です。

是非ご参考になさってください。